γ-GTP(ガンマ)とは

γ-GTP(ガンマ-グルタミルトランスペプチダーゼ)

肝臓の解毒作用に関係する酵素。その値は、アルコールや薬物などにより肝臓に負荷がかかったり、胆汁のうっ滞する病変で上昇する。
肝臓の細胞表面の毛細胆管に分布し、その一部が血中に移行するかたちで検出される。肝臓や胆管の細胞が損傷すると血液中にγ-GTPが流れ出てくることから、「逸脱酵素」と言われている。そのため、γ-GTPは肝臓や胆管の細胞がこわれたことの指標として利用されている。γ-GTPが高くなる疾患には、肝臓の細胞が破壊される肝炎、肝臓に脂肪が蓄積する脂肪肝、肝硬変、肝がんなどの肝機能障害で上昇する。また、近年増加している胆汁がうっ滞する胆石症や胆管がんなどでも上昇する。
γ-GTPの正常値は男性で50国際単位(IU)以下、女性で32国際単位以下。γ-GTPの値が100以下であれば、断酒することで短期間で正常値に戻ることもある。

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