ARPとは

ARP = Alcoholism Rehabilitation Program

アルコール依存症リハビリテーションプログラム。

離脱症状などの身体治療を行なった後の、集団療法を中心としたアルコール依存症治療プログラムのこと。また、アルコール関連問題(Alcohol Related Problems)の略として使われることもある。

アルコール依存症の入院治療は、一般的に4つの治療段階、-導入期、解毒期、リハビリテーション前期・後期- を踏む。
リハビリテーション前期では、約7週間、心身の健康がある程度回復したところで、リハビリテーションが開始される。飲酒に対する考え方や行動を見直すための精神療法を受けたり、創作活動やレクリエーション活動を主体とした集団活動プログラムに参加したりして、退院後の日常生活を送るための訓練を積む。
リハビリテーション後期では、リハビリテーションを終えて退院後も、専門施設への定期通院や自助グループへの参加を継続し、様々な支援を受けながら断酒を長期的に継続する。また、再発防止のために抗酒剤を服用する。
「アルコール・薬物依存関連障害の診断・治療ガイドライン」より

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