神経伝達物質とは

神経伝達物質 = Neurotransmitter

脳内物質、脳内ホルモンなどともよばれ、脳神経系統のシナプスで情報の受け渡しを行う物質。
シナプスの前にあるシナプス前細胞に神経伝達物質の合成系があり、シナプスの後ろにあるシナプス後細胞には神経伝達物質の受容体(レセプター)がある。SSRI、SNRIなどの広く出回っている抗うつ薬はここに働きかける。
神経伝達物質の種類は、

  1. nアミノ酸:グルタミン酸、γ-アミノ酪酸、アスパラギン酸、グリシンなど
  2. ペプチド類:バソプレシン、ソマトスタチン、ニューロテンシンなど
  3. モノアミン類:ノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン、アセチルコリンなど
  4. 気体分子:一酸化窒素、一酸化炭素など
3.のモノアミン類が、不安症、うつ、パニック症などの原因と考えられている。

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