インタベンション(介入)とは

介入 = intervention

インタベンション(インターベンション)とは、一般に問題・事件・紛争などを解決に導くために、本来の当事者でない者が関わること。

依存症分野には欠かせない援助で、問題を否認し助けを拒む当事者に対して、一定のノウハウをもって治療や援助を受け入れるよう働きかけること。また認知や行動の軌道修正を働きかけること。
アディクションやアルコール依存症などの依存症からの回復には、「底つき体験が必要」といわれることがある。「底つき」とは、依存症の苦しみが限界に達し、本人自らが「依存対象をやめる以外道はない」体験をすること。これが、治療のスタートラインに立つためのターニングポイントとなる場合が多い。しかし、自然経過を待つだけでは、「底つき」をする前に、自殺、あるいは中毒死という最悪の結果に至ることも少なくない。
進行性の疾患がすべてそうであるように、依存症も早期介入、早期治療が回復率を上げるとされている。

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