マロリー・ワイス症候群とは

マロリー・ワイス症候群 = Mallory-Weiss syndrome

1929年、マロリーとワイスが報告した、嘔吐後に下部食道に裂傷が生じ、出血を起こす症候群である。

繰り返す激しい嘔吐のために腹圧が上がり、食道の出口から胃の入口付近(食道胃接合部付近)において、胃軸に沿って左右に強い力(伸展力)が加わると、粘膜が縦方向に亀裂を起こし裂傷ができ、その部分から出血がおこりる。 嘔吐の原因は飲酒が関与する割合が30~50%と報告され、約半数を占めている。

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